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04 へモドル

//2004 best album//

今年のベストでも選ぼうと思ったんだけど、今年は浅く聴いたため選びづらいのが現状です。んで、よかったアルバムをつらつらとあげます。30枚選びました!特に、30回くらい聴いたと思われるのは青色にします。でも、あんまり回数聴いてなくてもいいもの(好きなもの)ってあるんだよねー。 V.A.以外、レーベル名を書きませんでした。レーベル名書いていたら、面倒くさくなったので。V.A.はレーベル名書かないと全然わからないので書きました。後々コメントをしっかり書きたいと思います。中途半端です(笑)。順位は大差ないけどつけてみました。

#01

Radiq aka YoshihiroHanno/ Graffiti & rude bdy 67'
半野善弘のRadiq名義での作品です。全体的なテイストとしては、ジャズとヒップホップが融合したような印象の作品です。ミニマルでストイックな匂いは、彼にしか作れない音楽だと思います。声や音の断片を切り刻んでつなげて、ミックスされてます。少し緊張感が漂っていて、クールな感じです。また、このアルバムでは、女性シンガーのTerryと、フランス人ラッパーのBlack Cromがフィーチャーされています。フランスのレーベル「Logistic Records」からのリリースが予定されているらしく、彼の音楽は世界にも広がっていくことを楽しみにしています。


#02

Migala/ La Incereible Aventura
スペインの7人組バンドMigalaの5thフルアルバムです。美しいメロディーに軽やかなドラム、そしてチリチリと小刻みにならされるノイズギターは、徐々に高揚していき胸が高まります。静から動へ、また柔から硬へ移りゆく曲構成は、ドラマチックです。ライブ見たら、絶対鳥肌たっちゃうだろうな。インストゥルメンタル中心ですが、中には歌ものもあって、どこか懐かしいメロディーに渋い歌声と共に、ハーモニカなどの身近な楽器の音と絡みあって、緊張感が少しあるんだけど、暖かな空間を生み出していると思います。至福のスロウコア!と叫んでしまいそうです。深みがある楽曲たちが勢ぞろいしたアルバムです。アルバムジャケットは、トラみたいだね。少し恐いよ。

#03

Nathalie Wise/ Raise Hands High
ヴォーカルBikke、ピアノ斉藤哲也、ギター、ヴォーカル高野寛からなるNathalie Wiseの2ndアルバムです。13曲、37分で1曲を構成する組曲形式になってます。さまざまなところで、フィッシュマンズのLong Seasonと比較されています。フィッシュマンズ好きを公言するクラムボンの参加もうなずけます。スロウに爪弾かれるピアノにストリングスが被さってとても美しく、なんといってもこの37分間で感じ取れる集中力がものすごいです。ライブ見たら、涙でちゃうかもしれません。音の情景が広がっていきます。特に6曲目(といっても、組曲なんだけど)はドラマチックで何度聴いても感動してしまいます。もっと注目されてもいい作品だと思うな。

#04

キセル/ 窓に地球
キセルのメジャー3番目のアルバム。今までよりも、音に厚みが出て曲の広がりがものすごいです。そして、脱力気味のボーカルがやっぱりいいんだなー。日常なんだか非日常なんだかわからないような歌詞とメロディーが不思議な空間を生み出していて、あぁキセルらしいなぁと思いました。ほのぼの少しとぼけた感じがするんだけど、時々毒が入っている印象がします。全曲大好きなんだけど、特に鍵の絵が好きかな〜。初回盤の歌詞カード、凄いかわいくて気に入ってます。

#05

John Hudak and Stephan Mathieu/ Pieces of Winter
John HudakとStephan Mathieuのコラボレーションアルバム。プチプチ、キラキラ粒子となった音達の集いの空間です。ミニマルで暖かくエモーショナルなアルバムです。鈴虫や日常にありふれている音を凝縮したかのようなナチュラルな印象です。あぁ、音は波だなぁなんて思ったりもしました。以下プロップ参照です。本作は2002〜2003年の冬に各自が制作した楽曲を、お互い交換しあって仕上げたものらしいです。Hudakの元曲は、 「winter garden」と名付けられたもので、雪の中にコンタクトマイクを埋め、夜をかけて氷と化すフィールドレコーディングに、雪が降る音を重ねたものらしいです。一方、Mathieuの元曲は、2002年のクリスマス・イブに作られた「nuit blanche」というタイトルのもので、本人がオカリナやポンプ・オルガンを弾いたものらしいです。

#06
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□□□/ □□□
三浦康嗣と南波一海の2人組ユニット、□□□(クチロロ)のデビューアルバムです。ミックスはROVO、DUB SQUAD、ASLNのメンバーで、スーパーカー、キセルのプロデュースで有名な益子樹さんが担当しています。インストゥルメンタルの曲、英語詞の曲、日本語詞の曲など様々な音楽スタイルや、楽器編成で構成されたアルバムです。だからといって、バラバラな感じがしません。統一感があります。極上のメロディーがポップで思わず笑顔が出てしまいます。 

#07

Manual & Syntakes/ Golden Sun
Jonas MunkによるManualの最新アルバムです。LimpでもJonasとともに活動し、Syntaks名義でも活動しているJakob Skottとのコラボアルバムです。アルバムの前半を聴くと、ブレイクビーツ〜ヒップホップビートが強調されたメランコリックな曲が多く、ちょっと変わったかもーっていう印象ですが、次第にこれぞManual的な壮大で美しくてドラマチックな豪華なナンバーに以降していきます。アルバム全体的な流れが完璧で、Manual独特のベールに包まれたような暖かさを感じとることができます。


#08

Epic 45/ Slides
UKのポストロックバンドEpic 45の限定200枚でリリースされたアルバムです。かわいらしく74/100と書かれてます(最初100枚のつもりだったらしいです)。ギターってこんなに美しい音なんだ…とあらためて感動しました。透き通るようなクリアなギターの音色。それが重なり合っていても、一つ一つの音色がはっきりと胸に飛び込んできます。ギターの響きで揺らめいて気持ちの良い浮遊感を生み出している曲もあったり、スロウ〜ミドルテンポで心に染み入るボーカル入りの曲(2曲)もあります。リズムはエレクトロニクスで構成されていて、さらにデジタルノイズなども絡められたりもしています。ギターの美しい音たちとリズム構成、バックのデジタルノイズなど…その具合が絶妙で素晴らしいなぁと思いました。感動です。素晴らし過ぎます。

#09  

The Eternals/ Rawar Style
trenchmouthの人たちDamon Locks, Wayne MontanaそしてTim Mulvenaによるトリオがthe eternalsです。このアルバムは不思議で、ダンスで、トロピカルな感じがします。ドラムと、パーカッションがダンサンブルなんです。歌い方は、変です。初期talking headsを彷彿させられました。さらに、パイプオルガンの音がzombiesや、coarlなんかにも近い雰囲気の曲もあります。さまざまな音をサンプリングして、それを断片的に使って、ドラムと、パーカッションが絡み合って、実験的なんだけと、talking headsを彷彿するような懐かしさもあります。レッツ・ダンス!自然に体が動くよ。あ、tortoiseとbeansのツアーサポートもしたみたい。


#10

The Album Leaf/ In A Safe Place 
TristezaのJimmy LaVelleによるAlbum Leafの待望の新作3rdアルバムです。アイスランドでSigur Ros、Amina(Sigur Rosのストリングスセクション)、Gyda Valtydottir(mumの双子のひとり)、Pall Jenkins(Black Heart Procession)などのゲストとともに制作されたアルバム。Album Leafの独特の揺らめくようなメロディーに、エレクトリックバイオリン、ベル、アコーディオンなどの暖かみのある音が絡み合って、壮大なメロディー展開をみせています。最初聴いたとき、シガーロス+アルバムリーフ!そのものだなぁと感じましたが、2組のアーティストさんの良い部分が絡み合っているなぁと思います。自身のボーカル入りの曲もあります。ライブでは、コーラスがなかったのですが、今作にはコーラスが取り入れられていて、非常にポップになったなぁという印象を受けました。ポストロック、エレクトロニカなんて枠にとらわれないで、全ての人に届いて欲しい作品です。

#11

原田郁子/ ピアノ 
クラムボンのヴォーカルである原田郁子のソロ・アルバムです。のびやかで気持ちの良いヴォーカルとポップなメロディー。クラムボンより、ポップで暖かな印象かな。プロデューサーにはPolarisのギターオオヤユウスケ、ベースにはLOSALIOSのTOKIE、ドラムにはPolarisの坂田学が参加しています。 

#12

Joan Of Arc/ Oick Cheney, Mark Twain
レトロな感じのピアノ(レイチェルズを彷彿させられるような感じ)と、ちょっとボーっとした感じのボーカル。うまく言葉にならないけど、絶妙っていう言葉がぴったりなアルバムだと思います。ポップでエクスペリメンタルな感じ。絶妙でしょ。

#13

Deaf Center*/ Neon City EP
ノルウェーの二人組のデビューアルバムです。また、typeは、xelaがオーナーの片割れをつとめているとのことです。音数少なめで、クリアに響くギター、ピアノの音、軽めのパーカッションが淡々と胸に響いてきます。まるで吹雪の前の静けさを物語っているようです。私の抱いているノルウェーのイメージだなぁ。針葉樹の突き刺さるような尖った葉っぱに、白い丸っこくなった雪がついている景色。そして、特にピアノの音が美しいです。最後の曲は、ビートがパシパシ入ってきてノリもいいです。mumのsummer make goodの雰囲気に少し近いものを感じました。でも、もっとクリアで、温度が低い感じかな。こういうの大好きなり。気が早いけど、2004ベスト10には入りそうだなぁ。最高!

#14

Miceteeth/ Baby
1999年大阪で結成、総勢10人からなるthe miceteethのセカンドアルバムです。メンバーは、金澤義(ドラム)、森寺啓介(ギター)、和田拓(ベース)、吉田明生(ギター)、田淵公人(サックス)、樋口嘉一(トロンボーン)、村岡健志(トランペット)、佐々木一右衛(トランペット)、藤井学(キーボード)、次松大助(ヴォーカル)です。陽気でどこか切なくて、哀愁あふれる音と歌に思わず、聞き入ってしまいます。アクセントに、インストゥルメンタルもあります。暑い夏にぴったりな作品だと思います。次松君の声や、歌い方(顔も好き!)は、やっぱり大好きです。

#15

State River Widening/ Cottonhead
このアーティストさんに出会えて良かった。そんな作品です。切なく美しく時に優しい世界観がたまりません。2ndもめちゃめちゃよかったです。1stも聴いてみたいな。

#16

テニスコーツ/ ぼくたちみんなだね
まだ届いていないけど、試聴したかぎりベストに入ります。何度も何度も聴きいってしまった。


#17

Wilco/ A Ghost Is Born
Yankee Hotel Foxtrotから二年ぶりのwilcoの新作です。ジム・オルークとの共同プロデュースです。多彩なサウンド満載で、聴くほど心に染み込んできます。こういう丁寧な感じがするポップな楽曲は大好きです。

#18

Animal Collective/ Sung Tong
animal collectiveの4thアルバム。本来は、4人組ですが今作は、Avey TareとPanda Bearの二人で作ったそうです。2本のアコースティックギター、そしてほのぼのとしたコーラスの歌と奇妙なパーカッション、角のないノイズが交錯している不思議な感覚。民族音楽のような曲もあります。暖かなコーラスが前面に出されているので、ポップだと思います。聴くほど、味が出てくる不思議なアルバム。

#19
 
Swod/ Gehen
Stephan Wohrmannと、Oliver Doerell(Dictaphone名義でCCOからも作品をリリースしてます)が1991年にベルリンで結成したユニットSwodのファーストアルバム。美しい壮大なメロディーを奏でるピアノにデジタルノイズ、声のサンプリングなどのエレクトロニクスを加えた作品で聴いていて思わずうっとりしてしまいます。また、アコースティックギターやベースも取り入れた曲もあります。ヨーロッパならではの(だと私は思います)情緒的なメロディーがとても美しい。バックに散りばめられたエレクトロニクスの細やかなビートに交え時々入ってくるデジタルノイズもとても心地よいです。

#20

Arovane/ Lilies

#21

Ativin/night Mute
Ativinの3rdアルバムらしいです。殺伐としたザクザクした骨太ギターが特徴的ダイナミックな楽曲に、哀愁漂うヴォーカルがのっかっています。特にボーカル入りの曲は、私のテンポにピッタリで(淡々と展開していきます)自然に体がリズムを刻んでいます。時々、狂気を感じたりもします。ボーカルは、early day minersのボーカルらしいです。(early day minersも最高だねー。)ジャンル分けは苦手ですが、新しいオルタナ!だと思いました。shipping newsに近い匂いも感じたりします。

#22

Miss Nelson & Bluce/ The Way-Out Record For Children
1968年の作品がキングレコードからCDでリリースされました。こうやって、 聞けないと思ってたものが、CDでリリースされることは嬉しいですね。昔の名作は聞 きたいと思ってるので嬉しいです。これは、子供向けとして出されたアルバムらしい んだけど(笑)、子供向けかな?風変わりで、大人向けかなーと思いました。こんな 大人いいなーって感じ。ヤバイ、ヤバイ、ヤバイ!音楽って楽しいな。


#23

Marshall Watson/ The Time Was Later Than He Expected
シアトル在住のWatsonの1stアルバムです。揺らめく水面そして、花火みたいな音。キラキラ微粒子が散りばめられたメロディアスなビートのあるエレクトロニカサウンド満載です。アルバムの最初は気持ちの良い切ないメロディーのトラックになっていて、徐々にポジティブで暖かいメロディーに展開していきます。エフェクトをかけたボーカルを取り入れた曲もあって、ユーモアも感じます。また、「オーテカのメロディーありバージョン?」みたいな曲もあったりします。全体的にミドルテンポのビートが入っているので、心地の良いノリを感じることが出来ます。

#24

Papa M/ Hole of Burning Alms
PAPA M(デヴィッド・パホのソロです)のHole Of Burning Almsです。過去のシングルを収録した作品とのことです。ギターインストが中心になってます(歌ものも最高!声がすごいいいです)。全体的に非常に暖かくて、幸せ音楽です。何度も何度も聴いてしまいます。徐々に上がっていく曲展開、メランコリックなメロディーが本当に大好きです。特に、11曲目の16分もあるbyrdsのカバーturn turn turnは特に素晴らしいです。聴いているだけで本当に幸せ気分です。このアルバムの中では異彩な感じの8曲目Travels in Constants!!808 stateを彷彿させるような、わかりやすくてハッピーな4つ打ちです。これも、また大好きです。

#25

Tortoise/ It's All Around You
5thフルアルバム!表面的にはポップになったなぁという印象だけど、内側にはさまざまな音楽、音が融合していて壮大なグルーブを生み出していると思いました。相変わらず低音の上に転がっているビブラフォンなどの楽器がコロコロ素敵なメロディー(今作は少し切ないメロディーになっている印象を受けました)を奏でていて好きだなぁ。ダイナミックだー。ポップなんだけど、聴くたびにさまざまな発見があります。

#26

Motenai/ My wedding alone
出だしから、プチプチとノイズが入ってきます。そのノイズは決してノイジーではないです。丸くて柔らかにジリジリっときます。少し傷ついてしまったレコード、または少し伸びてしまったカセットテープを聴いているみたいです。わかりやすくて、ほのぼのしたメロディー。軽めではじけた感じのビートが心地よいです。自然に溶け込んでいくので、何度でもリピートしてしまいます。なんとなく竹村ノブカズを彷彿させられるなぁと感じたりもしました。yasume yumebitu yatura karateそしてこのmotenai。日本語って人気なのかなぁ。M5は、なんとなく日本っぽい〜。時代劇でこんな音楽流れたらおもしろい!町民が商店街をテクテクあるいていくような場面にね。エレクトロニカ


#27

Suika/ Harvest For The Stripes
タカツキ(smrytrps)とatom(スピリチャル・ジュース)の2人のラッパーと女性詩人のtotoと、タケウチカズタケ(key&cho:ア・ハンドレット・バーズ、セロファン)と高橋結子(per:gomes the hitman)が、2003年の夏にイベントを通じて知り合ってセッションを開始してsuikaが誕生したそうです。オフィシャルページには、もう一人いるけど、「ヒゲがもじゃもじゃで普段は表に姿を現すことはない。」と書かれています。そして、合言葉は「まーええんちゃう?コレで」で、日々ゆるゆると活動してるらしいです。ゆるゆるしたヒップホップビートに、はきはきしたラップのatom、脱力気味ラップのタカツキ、そしてtotoのポエトリー・リーディング!がソロだったり、コーラスしたり。バックのヒップホップビートもしっかりしていてかっこいいです。中には、インストゥルメンタルも収録されてます。テンポ良く(脱力感あり!)進んでいく曲展開と、ちょっとはきはきしたatomのラップが特に好きです。あ、このアルバムジャケットは本のようになっていて、最後のページにCDが入ってます。ちょっと出し入れ不便だけど、ナイスなアイディアだと思いました。

#28

Greg Davis/ Curling Pond Woods
アコースティックギターのシンプルなメロディーと音が胸にぐぐぐーっときました。それになんと言っても、細やかなバックのエレクトロノイズ!本当に美しいです。そして、鳥の鳴き声、ベルの音などのサンプリングが入ったりもしています。だからかな、朝にぴったりだなぁと思いました。切なくて、寂しくて、でも暖かくて。こういう音楽大好きです。また、ビーチボーイズをカバーしてます。


#29

Encre / Flux
encreの2ndアルバムです。かっこいい〜。ささやくような、うなるようなボーカルが妙に好きだなぁ。ピアノや、チェロ、などの壮大なストリングスに絡みつくドラム、エレクトロニクス、民族楽器(?)が、軽やかさと重さが同居したような、なんとも言えない絶妙な空間を作り出していると思います。突き進むように淡々と展開していく曲構成がすごく好み(笑)あー、冒険に出かけたくなるような音楽だなぁ。それにしても、このボーカルスタイル好きだなぁ。はまってしまった〜。 

#30

Stephan Mathieu/ The Sad Mac
まだ聴いてないけどベストに入る予感です。意欲作ですから!ぎりぎり30位で(笑)。

ようやく30枚選びました。順位に大差はないけれど、毎年恒例なので30までつけました。あとは、epic 45のAgainst The Pull Of Autmnも良かったけど最初聴いたSlidesの方が感動したかなー。あと、Hoodの新作ですね。これは、来年聴きます。大好きなアオキタカマサさん、タカギマサカツさん、奥田民生さんも試聴しかしてないです… 年末だし、買いに行こうかしら。まぁ、来年ゆっくり聴けばいいんですけどね。聴き逃しも多いです。また、年末に整理したいと思います。

続いて次点です。アルファベット順です。


90 day men/ panda park
90 day menの3rdアルバムです。これから来日するとお話を伺いまして非常に楽しみにしてます。1曲目のイントロから盛り上がってしまった(最近こればかり書いてます・笑)。ピアノの旋律が美しく、絶妙な空間を作っているギター、ドラム、それにコロコロ転がる木琴も印象的ですが、なんといっても非常にセクシー(?)なボーカルが癖になるのです。グラムロックチックにも感じました。もっともっと壮大ですが。そしてメランコリックなメロディーもいいねー。radioheadeを少し髣髴させるような感じもしました。museなんかも...(ファーストしか聴いてないんですが…ピアノの入り方とかがです)もの凄い雰囲気ムンムンです。わぉ!そして、かっこいいのだー。...


All Of The World/ The Dance We Do
名古屋のインストゥルメンタルロックバンドのデビューCDです。特にベースラインが大好きです。日本全国に知れ渡って欲しいなぁ。特に、名古屋の方で、ライブ見たからCDいいやーっていうのはもったいないです。CDでも、十分カッコイイ。ロックのダイナミズムが詰め込まれています。トリステザからトータスあたりが好きな方はぜひぜひ聴いてもらいたい作品です。


Aus/ Kangaroo Note
わーい!ベルギーのU-COVERからCDが届いたよ!嬉しいなー。ステッカーも2枚つけてくれたよ。限定CDRでして、95枚しかプレスされない作品です。U-COVERの限定CDRシリーズ全部視聴して一番よかったausのkangaroo note(2004)を買いました。パッケージは非常にシンプル!ピンクのペンで45/95とかわいらしくかかれています。ausは日本の方で、Yasuhiko FukuzonoさんとTakefumi Tsuchiyaさん中心のユニットだと思われます。他にも何人かの人が参加されてます。繊細で暖かくて綺麗なエレクトロニカ作品。わざわざベルギーから買ってよかったなぁ。CDも9.5ユーロ、送料は5ユーロでなかなか安く手に入って満足です。コレ聴いたら、またreasonに挑戦したくなってきたなぁ。まずは、しっかり起動するパソコンを手に入れたいな(お金ないよー)


Beef Terminal/ The Isolationist
バックのジリジリとしたデジタルノイズに、バシバシと歯切れの良いシンセのリズムが絶妙です。その上を流れる哀愁漂う、歪んでいながら、クリアなギターの音色がもの凄くかっこいいです。全体的に、歯切れの良いエレクトロニクスのリズムが目立つんだけど、悲しげなメロディーを奏でるギターが大好きで癖になります。M2のイントロ聴いたら、飛びあがってしまうよ。M6のイントロ(途中からspoken voice入ってきます)なんて、pub〜AOKI takamasa〜yoshihiro hanno〜fenneszのような微粒子電子音だー。それに、クリアなギター入りだよ。M7のツインギターがそれぞれ違うリフを奏でていてスリルがあってカッコイイです。M9は1度聴いたら離れない名曲だと思います。全曲それぞれカッコイイです。


The Black Heart. Procession + Solbakken ( in the fishtank 11 )


bruce haack /the electronic music record for children
今年1月に待望の再発をしたdimention 5シリーズの1枚です。1969年制作の作品。これは、bruce haackの最高傑作と言われている作品です。今の私のツボをつきまくり!なのです。ヤバイっていう言葉が思わず出てきてしまう…当時の電子楽器が駆使され、ユーモア溢れる作品だと思いました。特に好きな曲は9曲目のechoです。子供が、お父さんに話し掛けているシチュエーションのサンプリングからはじまり、レイチェルズをも彷彿させるようなドラマチックなピアノとバイオリンの曲へと展開し、ジャーンと終わったと思ったら拍手(笑)続いて、このアルバムを象徴しているようなサイケデリックでトリッピーでユーモア溢れる音楽が流れてきます。情景が思い浮かんだり、絵が思い浮かんだり…子供のための音楽。ふふふ。タイトルだけでも思わず笑顔が出てきてしまいます。うーん、こういうの大好き!
 

Cathode/ Special Measures
イギリスのsteve jeffriesのソロファーストフルアルバムです。聞いたとたん、盛りあがってしまいました(笑)身体が自然に揺れてしまう、いいメロディー。そして、バックは、私の大好きな細かなチリチリしたエレクトロノイズが散りばめられています。かわいいエレクトロ鉄琴の音とプチプチ音がメロディーを奏でているんですが…うーん、バックのですね、細やかなノイズがあるから「かわいい」だけではないです。途中から、すっとあらわれてくるストリングスにもしびれます。中には、のりの良い四つ打ちビートが印象的だなぁという曲も!全体的にメロディーもビートもしっかりしています。


Chiristian kleine/ real ghosts
ソロとしては"Beyond Repair"以来3年振りとなるChristian Kleineのニュー・アルバムです。彼はもともとギタリストして知られているらしいです。アルバムの何曲かで聴ける、凄い思いきったブレイクビーツと鋭いギターにはびっくりしました。様々な使い方をこなしたギターの音。それにドリーミーで広がりのあるエレクトロニカトラック。前作よりも、幅が広がったような気がしました。


Cinc/ Shine Of Wot? (Osecev Sjaj)
cinc(チンチ)は、amorfonの3作目で、2作目は、去年名古屋のS4にてライブを行った町田良夫さんの作品です。amorfonは、スティール・パンを改造して作った自作楽器"アモルフォン"を使用した作品で独自の世界観を構築している、町田良夫さんの個人レーベルです。彼のライブが非常によかったし、鈴木惣一朗さんのコメント(本当の癒しとは、こうした無頓な音楽に出会った時を言うのだろう。お勧めします。ぜひ、耳にしてください。)にもやられました。暖かくてフォーキーでサイケデリックでちょっぴりポップ。屋外で公園なんかで聴くと気持ち良さそうだなー。以下に帯の言葉を書きます。「セルビア(旧ユーゴ)と言えば、ブラスバンドですが、それだけではありません。新しいバルカンの音楽の登場です!「サイケデリック・フォーク・アンサンブル」 Joy Division, New Order, Cocteau Twins, Minutemen, R.E.M.などから影響を受けた彼らは、よりアコースティックで、民族音楽のフレーズも取り入れた曲に取り組みはじめました。シンプルなギターとベース、ヴァイオリンの美しい音色、爽やかな女性コーラス・・・民族的な旋律を取り入れながらも、現代的なギターポップでアレンジした曲は、伝統とコンテンポラリーを見事に融合させています。一般的なフォークソングとは一味違う、言わば「サイケデリック・フォーク」のスタイルを生み出しました。晴れた日の窓辺で感じる爽やかな風・・・ピクニックに持っていきたくなるような音楽、「チンチ」の登場です。」


David Grubbs/ A Guess At The Riddle
sqirrel bait, bastroから、ジム・オルークと組んだgaster del solなどで活躍していたギタリスト、David Grubbsの2年ぶりのソロアルバムです。ゲストには、Niko Veliotis, Matmos, Adam Pierce, Thomas Belhom, Rick Moodyが参加しています。渋くて暖かみのあるポップな歌もの作品に仕上がってます。4曲目、Magnificence As Suchは、Mayo Thompsonのカバーです。12曲目、Coda (Breathing)は、静寂に響いてくるギターノイズとなっております。人肌の温度っていうか、ウィルコの新作でも言えるんだけど、うまく言葉にならないんだけど、そういう温度でポップ(ポップって人によって捕らえ方違いますが)な作品は、聴いていて安心します。


Donato Wharton/ Trabanten
曲によって、さまざまな音楽をやっているとおもうんだけどね、全体的に共通して含まれているのは、バックに散りばめられた細かいエレクトロノイズ(好き!)です。なぜか、ジリジリと細かく刻まれたエレクトロノイズには反応してしまいます。例えば、ピアノの雰囲気や、語りボイスが、ムーディーな雰囲気でジャズチックなもの、かわいらしいエレクトロニクス鉄琴音(適当な名前だ…)が印象的なもの、不気味なメロディー、アンビエントでストリングスが印象的なもの、アコースティックギターが効果的に入れられているもの、ビートがしっかりしたもの…など。これらの曲のバックはジリジリと細かいエレクトロノイズが絡んでいてですね、絶妙です。特に、6曲目(ノイズと、シンセの混合!)、8曲目(グリッヂノイズ〜)、9曲目(アンビエントでスロウなメロディー)が好きです。ムーディーな3曲目もいいなぁ。
 

Dosh/ Pure Trash


Dublee/
Echo Euphoria
 

Duo 505/ Late
B.Fleishmannと、同郷オーストリアのHerbert Weixelbaumによる2人組、Duo 505のデビューフルアルバムです。1曲目のオープニングのアグレッシブな音には驚かされました。その後は、メロディーがハッピーな楽しいオモチャのようなエレクトロニカサウンドが中心になってます。中には、メランコリックなメロディーの曲もあります。このようなミニマルなメロディーは、どんな楽器なのかよくわからないけれど、砂が流れていくような音で構成されてます。シンプルなんだけど、非常にエモーショナルに展開していく曲もあって、胸が高まります。また、どうやって音を作ったのかわからない不思議な音もあったりして、おもしろいです。音が会話しているような、楽しい空間。自然に笑顔になってしまう暖かな空間が魅力的な作品です。
 

The Elected /Me First
心に焼き付く少し切なくて暖かなメロディー、そして優しい暖かなボーカル!アレンジも非常に優しいです。アコースティックギター、ドラムが暖かい〜。自然に笑顔になります。効果的にトランペットがメロディーを奏でたりもしてます。sub popのホームページで聴かせていただいて、「こりゃ、凄い!!良い〜」となりました。ジャケにだまされてはいけませんねー。去年のスリルズに胸キュンしたのと近い感覚です。これから春だね。春にぴったりだと思います。A Time For Emily(M4)からDont Get Your Hopes Up(M5)へのつながりが凄い好きです。全曲良い良い〜。


Epic 45/ Against The pull Of Autmn


Four Color/ Air Curtain



Giardini Di Miro/ Hits for broken hearts and asses



Hood/ The Lost You
シングルということで次点にしました。


Holkham/ komatta saru
これまでCM音楽や映画音楽方面で活動していたUKのSimon KeepのプロジェクトHolkhamのデビューアルバムです。ひんやりした空気で、淡々と突き進むようなメロディーは、夏の夜空にぴったりだなぁと思いました。ボーズ・オブ・カナダをアンビエントにして、音をもう少しクリアにした感じです。また、アコースティックサウンドもとり入れられていると思います。タイトルの困った猿って!いいねー。


Instrumental Quarter/ No More Secrets
イタリアのkashのメンバーによる4人組のバンドらしいです。チェロの音が心地良いです。美しいです。そこに、突然テクニカルなドラムが入ってきたりします。相乗効果(?)なのでしょうか、めちゃくちゃかっこよいです。5曲目のザクザクギターのイントロがすごい好きです。その後に、チェロのメロディーが入ってきます。うーん、たまりません。オフィシャルページを覗くと日本語が書いてあって、なんだか嬉しくなってしまいました。8曲目の、ギターが奏でる切ないメロディーにチェロの音色が乗っかって、これも相乗効果(?)なのかなぁ、さらに切なくなってます。切ないイコール暗いじゃないです。心地よい切なさです。少し懐かしいような感じもします。全部で.8曲、34:57!少し短い気がしますが、そこがいいのかなぁと思いました。また聞きたくなってリピート効果です(笑)あえて、他のアーティストを挙げるなら、goodspeed〜かな。goodspeed〜がコンパクトになった印象を受けました(うまく例えられないけど、かっこいいです)。
 

Iron + Wune/ Our Endless Numberd Days
フロリダ生まれのシンガー・ソングライター、サム・ビームのセカンドアルバムです。ファーストは、彼一人で制作されたらしいですが、今作は、友人や家族がスライドギターやパーカッション、バック・ヴォーカルを担当しているそうです。このように書くと、明るくてギター、ベース、ドラムの基本的な楽器で構成された音楽を想像してしまうかもしれませんが、ちょっと違います。パーカッションのミックスは最小限に抑えられて、つま弾かれるアコースティックギターのアルペジオが美しく、静かながらも緊張感のある作品です。音数少な目でシンプルなんだけど、メロディーがとてもバラエティに富んでいると思います。
 

isan/ meet next life
braian enoっていうイメージがなんとなくあったisanです(笑)アンビエントな感じがです。前作より好きかも〜。全体的に、浮遊感漂うほのぼのisanワールド。鉄琴、ギター、パーカッションも加わりかわいい印象です。海に潜って泳いでいるみたいな感じがしました。深海じゃないです。光が差し込んでくる浅い海です。ゆったり、ぷかぷか〜。子供が夢見るような世界がすすんでいきます。あぁ、メルヘンチックっていうのかなぁ。幸せほのぼのアルバムだなぁ。気持ち良く寝れる方もいるんじゃないかなぁ。アンビエント〜。
 

Jon Sheffield/ Something Left Is Never Far
Tomlabからのリリースで知られるJon Sheffieldは、今作はnotenufからリリースです。バックには、細やかなエレクトロノイズにちょっと雑で暖かな感じのビート。その上に、ほのぼのとしたオルガンやアナログシンセのメロディーがのっかっています。メロディーが暖かいんだけど少しクールな印象もあって、全体的には、甘くなりすぎなく適度な緊張感があります。心地よく広がっていくメロディーには、思わずみんなと肩を組んでゆらゆら揺れたくなっちゃいます。中には、ゆるいヒップホップビートに、小さな石ころがコロコロ転がるようなノイズ、そして先に書いたようなメロディーの曲もあったりします。子供の声のサンプリングなんかもコラージュされていて、Bruce HacckやBooksに通ずる音世界が広がったりもしてます。また、Joseph NothingやIsanまたManualが好きな方も一度聴いてみるといいかと思います。この作品は限定500枚でのリリースらしいです。



Kim Hiorthoy/ Hopeness EP

ノルウェーのKim Hiorthoyの新作EPです。ぱしゃぱしゃ水のように跳ね上がるドラムの音、シンセのメロディーの上に効果的に入ってくるピアノの音。ミニマルなメロディーが重なり合っていく展開にはゆっくりと胸が高まっていきます。1曲目のオープニングの子供声サンプリングには、思わず笑顔がこぼれます(子供声好きなんで)。また、曲が終わったと思ったら、まだ同じ曲が続いていたというように、大胆な曲の変調が聴かれたりして、すこし驚かされました。エレクトロニクスと生楽器が絡み合った音楽なんだけど、混み合っていなくて、さわやかな涼しい気持ちの良い作品です。


Landau/ Thepicompromise
Landauはアメリカの4人組バンドっていうだけで、詳細は分からないアーティストです(調べていません…)。綺麗で胸にぐぐぐーとこみ上げてくるメロディー、その内側からビートがコロコロ転がっている美しい曲がある思えば、淡々と深く突き進んでいくようなミニマルなメロディー、太いヒップホップビートが印象的な曲もあります。また、カットアップされた低音ビートとグリッチが重なり合って独特の雰囲気をもつバックに、民族音楽みたいなメロディーの曲もあったり、アルバム全体でいろんなメロディーが聴かれます。ビートが強くてしっかりしているからかな、優しい暖かなメロディーの曲も、甘くなりすぎず、適度な緊張感、適度な温度になっています。トリッキーでアブストラクトなビートが耳から頭へとバシバシ伝わって脳みそが揺れて気持ちがいいです。また、メロディーの変調が激しい曲なんかもあったり、流れるようなシンセのメロディーにあちらこちらから飛んでくるように聴こえる軽やかなパーカッションが心地よい曲もあります。アルバム全体通して共通して、様々なビートやメロディーが立体的に重なり合って、豪華な楽曲に仕上がっているなぁと思いました。
 

Logreybeam/ It's All Just Another Aspect Of Mannerism

City Centre Offices等からリリースするXela運営によるレーベルTypeの第4弾アルバムです。ロサンジェルスで活動するGabriel Morleyによるソロ・プロジェクトLogreybeamのファーストアルバムです。彼とXelaとのプロジェクトがYasumeです。ドローンなピアノ、ストリングス、パーカッションの音の断片とエレクトロニクスを使ったアンビエントでミニマルなサウンド。淡く広がっていく薄いメロディーが少しエモーショナルで美しいです。寒い地方の凍った美しい湖のような神秘的なチルアウトサウンドだと思いました。柔らかいパルス音やかわいらしいグロッケンの音なども効果的に入れられています。


Loscil/ First Narrows


Man Man/ Monster/10lb Moustache/Zebra
ace fu recordsから、新人manmanのデビューepかな。3曲入り10:41です。ace fu recordsは、pinbackとかのレーベルです。子供の声が入っていてなんだかかわいいです。(子供声、子供声サンプリング狂…)行進曲みたいだ。歯切れの良いドラム、タンバリン!絶妙なノリの良さ!そして、メロディーが凄い好みです。トランペットで奏でられる少しメランコリックで胸に響くメロディー。楽しげなんだけど、少し物悲しさも含んでいます。音とか違うんだけど、たくさんのアーティストたちを彷彿させられました。昔のアーティストさんから現代活躍しているアーティストさんまで。古い匂いがするんだけど、めちゃめちゃ新しい感じもします。少しどなったような歌い方も微笑ましいです。さらに全体的なテンポも好きだな。こういう音楽が全世界に広まったらおもしろいのになぁ。来日してくらさい。


Modest Mouse/ Float On


A Mute/ Ahundred Day Trees



Mr. Projectile/ Sinking
以前、Toytronic、Parotic、Musik Aus Stromなどからからリリースしていたらしいです。mr. projectileの久々の新作アルバムです。美しいアンビエントなメロディーと、切り刻んだビートが印象的なM1なのですが、最初、女性ボーカルが入ってない方が...と思ってしまいました。何度か聞くと、女性ボーカル入りで良いなぁと(笑)M3のガラスが散りばめられたような、綺麗な音の洪水に、思わず飲みこまれました。続く曲は、パルス状の破壊的で狂気的なビート(最高!)に、ほのぼのメロディー。全体的に程よく歪んでいて、音の重なりが美しい作品です。アンビエント〜。merckのサイトを見てみたら、merckの作品は1000枚限定ってことがわかりました。
 

Mo' Some Tonebender/ The Story Of Adventure



Myrakaru/ tammetoru
エストニア在住のIndrek TammとJoel TammikによるユニットMyrakaruのデビューアルバムです。シンプルで細やかなビートを配置しその上にデジタルシンセの綺麗でミニマルで次第に広がっていくメロディーが絡められています。とても繊細で心地よい徐々に広がっていくサウンドスケープに感動して、思わず涙腺がゆるんでしまいました。Benge〜Vessleの王道expandingな音で、有名な音で例えるとAphex TwinのFlimあたりの路線です。ヨーロッパと日本のエレクトロニカの共通して感じ取ることができる感覚「わびさび」のセンスが十分に感じ取れる素敵な一枚だと思います。



The New Year/ The End Is Near
 

Pandatone/ lemons & limes
頭の中を音の塊たちが踊っているようで、素敵な作品です。混沌とした部分もあるんだけど、立体感があって聴いていると自然にすーっと入っていけます。(混沌としているのが、たまらなく好きなんですけどね。)細かいノイズも散りばめられていて美しいです。美しいメロディーをもった曲や、メロディーレスの曲がアルバムの中で自然にとけこんでいます。加工されたボーカルも入ったりしていて、ポップな面もあります。


Pony/ Leafsongs
LABCRYの三沢洋紀、元golden sylop loverの長辻利恵、bonobosのサポート・メンバーとしても活躍中の千住宗仁、といった3人のユニットponyのファーストアルバム。限られた音数のなかで、ゆっくりと色彩や気配が変わっていくアコースティックなサウンドで、音響的でサイケデリックな感じなんだけど、不思議とポップで清涼感があふれる歌ものです。長辻さんの無頓な歌声が、ポップでイノセントな曲にぴったり。聴き終わると、ほんのり幸せな気分に浸れる素敵なポップアルバムです。
 


Qua/ Painting Monsters On Clouds


くるり/ アンテナ

ドラムのクリストファーさん正式加入後初の5thとなるアルバムです。胸に響く切ないメロディーや言葉。泣いているギターとやさしいベースに、力強いドラム。そして、なんといっても岸田君の声が良いです。聴くほどに染み入るロックンロール!!


Salvatore/ Tempo
salvatoreの最新アルバムです。ジョンマッケンタイアのプロデュースです。それも、うなずける音です。トータスに似たロックのダイナミズムを感じます。スタンダーズに近い感じだけど、もう少しリズムやビートに力点が置かれている感じかなぁ。ピョコピョコかわいい音は、mouse on marsなんかも彷彿させられます。また、diefenbachの2ndに通じる仕上がりのミックスだとも思いました。最高なり。
 

Sigur Ros/ ba ba ti ki di do
昨年「Split Side」の公演にRadioheadとともに参加した時に提供した曲とのことです。3曲20分くらいかな。以前の彼らの作品に比べると、エモーショナルに次第に高揚していく展開は少ないかなーという印象です。前半はグロッケンの音やエレクトロオルガンで奏でられているメランコリックなメロディー、そして後半は、低音が重なって進んでいく展開になってます。あぁSigur Rosだなぁと感じます。程よく暖かくて壮大な音楽です。最高だね。 

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Stafraenn Hakon/ I Astandi Rjupunnar


Stephan Mathieu/ On Tape


Takashi Wada/ Meguro
takashi wada(21歳!若い!)の日本人アーティストのデビューアルバムです。16歳の時にニュー・ヨークでジャズ・ギターやボサノヴァなどの音楽理論を学び、19歳でパリの大学に入りクラシック・ピアノや更にジャズ・ギターを学んだらしいです。「空間/建築/街/動物/人・・」などに影響されたらしいです。彼の音楽は、独特で様々な要素が組み合わさった感じがするんだけど、ひたすら心地良い物語的な空間的な響きを感じます。ボサノバテイストの曲なんかも入っているので、夏聴くのにピッタリ!です。特に、夏の夜にゆったりと聴くと、心が安らぎます。
 

Tba(aka natalie 'tusia' beridze)/ Tba



Tracer Amc/ Flux And Form


Verbose/ Observe
alan richmond、verboseのファーストアルバムです。軽いクリック音が気持ちいいー。クールでクリアな透き通った音で、メロディーが綺麗だな。よく聴いてみると、大胆な音の組み合わせをしているんだ。でも、込み合った感じは全然しないで、クール!秋の月の夜にとても似合うなぁと思います。arovaneの最新作に近い感じかな(あ、変な日本語サンプリングは、入っていないよ)。



Vauxhall 44 /Sub-i
東京在住のキバ・ユキによるデビュー・アルバムです。the rip-off artist(mille plateaux/vertical form)による個人レーベルInflatabl labelの新譜なり〜。つぶつぶ、コロコロ、ぱしゃぱしゃとした短な音が転がりあっていて、ミニマルな感じなんだけど、少しずつパターンが違っていたりして、音作りが細かいなぁと感じました。バックに太い四つ打ちビートがあったりして、ノリも良い〜。テクノ〜ハウスって感じなんだけど(ジャンル分けは微妙ですが…)突然ピアノが流れたり、大胆な展開もあったりで、にんまりしてしまいます。



Xela/ Tangled Wool



Yunx/ So What Type Music Do You Make


Zazen Boys/ Zazen BoysU
ZAZEN BOYSのセカンドアルバムです。全体的に、前作よりも進化したと思います。エレクトリック・バンドサウンドがソリッドで、向井氏のラップ調のボーカルも勢いがあってつき抜けた感じ。暴走するテンションを保っていて、ソリッドな感じ。彼らにしか出せない音だと思います。



Zero 7/ When It Falls

zero 7は、サム・ハーデイカーとヘンリー・ビンズによるユニットです。ダウンテンポなアブストラクト〜ヒップホップ的な印象をもっていのですが、今作は、非常にソウルフルな感じです。ダウンテンポでゆるやかに刻まれる独特のリズム感は、zero 7だなぁと思いました。ギターなどでゆるやかに刻まれるメロディーとたなびくようなゆるめのボーカルが癖になります。壮大で、広くてゆるいです。私がよく聴いている音楽とは、少し匂いが違う感じでそれがまた良いです。あるようで、ないようなっていったらいいのかな、zero 7にしか作れない音楽なのかもしれません。


V.A./ Anticon label sapler 1999-2004 [anticon]
アリのジャケットがいいね。聴いていてテンション上がってきます。楽しくて、ちょっとおとぼけた感じが最高です。自転車乗りながら聴くのがすごくいい。全33曲入りでボリュームたっぷりです。収録アーティストは、why?, themselves, alias, sole, passage, pedestrian, deep puddle, controller 7, odd nosdam, sage francis, restiform bodies, duh, jelです。


V.A./ A Certain Aquarium [360°records]
未来の水族館サウンドと書いてあります。とくに、kotaro fukuiさんのトラックが好きだなぁ。幸せ微粒アンビエントエレクトロニカサウンドです。また、□□□のメンバー、南波さんのトラックも収録されています。どこまでも、気持ちが良くて美しい水族館な世界です。収録アーティストは、a certain aquarium, me_mi, mondii, asuna, kotaro fukui, namba kazumi, yukyu urasaki, pure_mines, sokkelo, hofliです。



V.A./ Evsc 1:01 [expanding]

 

V.A./ Noise factory sampler vol.2 [noise factory]
 

V.A./ Trr50 thank you [temporary residence]

次点の方が量が多くなってしまったー。っていうか、かなり迷いました。本当に、ベストって選ぶの迷いますね。やっぱり音楽聴くの大好き〜。作るのより向いてるみたいだな〜。

 

sound list 2004

//number
90 Day Men/ Panda Park [Southern]
//A
Adem/ homesongs [domino]
Aeroc/ viscous solid [ghostcy international]
the album leaf/ In A Safe Place [sub pop]
all of the world/ the dance we do [thanksgiving]
animal collective/ sung tong [fat cat]
arovane/ lilies [city centre ofices]
art of fighting/ second storey [trifekta]
ativin/night mute [secretly canadian]
aus/ Kangaroo Note [u-cover cdR]
//B
bathyscaphe/ 110034m [where are my]
battles/ tras [cold sweat]
battles/ ep c [monitor]
bauri/ a: have no fear b: hugs [expanding]
the beans/ bass player [intr. version]
b.fleischmann & herbert weixelba present duo 505/ cate [morr]
the black heart. procession + solbakken ( in the fishtank 11 ) [konkurrent]
BLONDE REDHEAD/ elephant woman [4AD]
bjork/ medulla [atlantic recording]
Bola/ Gnayse [skam]
bonnie "prince" billy/ sings greatest place music [palace records /drag city ]
bruce haack/ the electronic music record for children [king record]
building press / young money [54 40 or fight!]
//C
cathode/ special measures [expanding/mochi mochi]
cat or die/ are you cat or die? [self]
Chiristian kleine/ real ghosts [city centre offices]
cinc/ shine of wot? (osecev sjaj) [amorfon]
the clientele/ anriadne ep [acuarelra]
coastal/ halfway to you [words on music]
Collections Of Colonies Of Bees/ Custumer [Polyvinil]
coral/ nightfreak and the song of becker [delta sonic]
//D
DAEDELUS/ of snowdonia [plug research]
dakota suite/ morning cake forever [houston party]
David Grubbs/ a guess at the riddle [drag city]
d damage/ radio ape [planet mu]
deaf center */neon city ep [type]
deception/ lost subject [merck]
THE DELGADOS/ Universal Audio [Chemcal Underground/ P-VINE]
donato wharton/ trabanten [city center offices]
dosh/ naoise e.p [anticon]
dosh/ pure trash [anticon]
doves/ lost souls []
Dublee/ Echo Euphoria [Mule Electronic]
//E
enkre/ flux [afterhours iclapping music]
Elliott Smith/ From A Basement On The Hill [Domino]
Epic/ Local Only [Clothes House Records]
epic 45/ slides [Make Mine Music]
epic 45/ against the pull of autumn [where are my].
the eternals/ rawar style [aesthetics]
//F
the faint/ wet from birth [Saddle Creek]
fennesz/ venice [touch]
flim/ simple pleasures by flim [houston party]
flotel/ a:bowd b:bowd (isan 'timber fall motel' mix) [expanding]
Four Tet/ My Angel Rocks Back And Forth [Domino]
F.S.BLUMM & FRIENDS/ sesamsamen [plop]
//g
giardini di miro/ hits for broken hearts and asses [[2nd rec]
gravenhurst/ flashlight seasons [warp]
greg davis/ curling pond woods [carpark]
//H
helios/ unoma [merck]
holkham/ komattasaru [expanding]
Hood/ The Lost You [Domono]
hula/ hula [mananda/ dehr]
原田郁子/ たのしそう かなしそう [columbia music entertainment]
原田郁子/ ピアノ [columbia music entertainment]
ハナレグミ/ 日々のあわ [東芝EMI]
//I 
i'm not a gun/ our lives on wednesdays [city centre offices]
instrumental quarter
/ no more secrets [sick room]
iron + wune/ our endless numberd days [sub pop]
isan/ meet next life [morr]
isan & styrofoam/morr music japan tour 2004[afterhours]
//J
joan of arc/ live in muenster 2003 [record label]
joan of arc/ oick cheney, mark twain [polyvinyl]
John Hudak and Stephan Mathieu/ Pieces of winter [sirr]
joywind+mirozue/ warp sledge [360°records/cachamai]
//k
Karate/ Pockets [southern]
kettel/ cenny crush [dub recordings]
Kim Hiorthoy/ hopeness ep[smalltown supersound]
キセル/ 窓に地球 [victor]
□□□/ 2nd Demo [self]
□□□/ □□□ [weather/heads]
//L
landau/ thepicamprouise [merck]
lateduster/ easy pieces [merck]
lori scacco/ circles [eastern developments]
loscil/ first narrows [kranky]
THE LOW FREQUENCY IN STEREO/ travellng ants who got eaten by moskus [Rec.90]
lullatone/little songs about raindrops [plop]
//M
manual with jesskahr/ the north shote [darla]
manual & syntakes/ Golden Sun [darla]
Man Man/ monster/10lb moustache/zebra [ace fu records]
Man Man/ The Man In The Turban [Ace Fu Records]
marshall watson/ the time was later than he expected [highpoint lowlife]
maserati/ the language of cities [kindercor]
miceteeth/ baby [victor]
migala/ la incereible aventura [acuarela]
MISS NELSON & BLUCE/ THE WAY-OUT RECORD FOR CHILDREN [King Record]
MISS NELSON & BLUCE/ dance sing and listen [King Record]
motenai/ my wedding alone [effervescence]
mouse on mars/ radical connector [thrill jockey]
mr. projectile/ sinking [merck]
mum/ summer make good [pias/ fat cat]
a mute/ ahundred day trees [intr. version]
Mr.Children/ シフクノオト[]
Myrakaru/ a: klutic reso b: kimalnu [expanding]
Myrakaru/ tammetoru [expanding]
//N
Nathalie Wise/ Raise Hands High [Five Stars Stereo]
nemo/ recorders [realtime recordings]
the new year/ the end is near [touch and go]
新津章夫/I/O(イ・オ)
//O
owen/ ep [polyvinyl]
//P
pandatone/ lemons & limes [neo ouija]
papa m/ Hole of Burning Alms [drag city]
papa m/ six [beaded music /drag city]
Parkloam/ don't dance bizarrley,or they're gonna call you a futurist! [Self]
place for parks/ the bright period [unique]
PLUSH/ Underfed [atterhours]
Polyphonic Spree/ together we're heavy [hollywood records]
Pony/ Leafsongs [Caraway]
praveen/ a:citcle song b:nameless [expanding]
//Q
Qua/ Painting Monsters On Clouds [Heads]..
くるり/ アンテナ

//R

RADIOHEAD/ com lag [東芝emi]
Radiq aka YoshihiroHanno/ Graffiti & rude bdy 67' [Progressive Form]
resplendent V /casket city wolves [mixx tape ltd]
the roots of orchis/ crooked ceilings [slowdance]
//S
Sela/ Sela [Self]
SIGUR ROS/ ba ba ti ki di do
the six parts seven/ everywhere and right here [suicide squeeze]
Stafraenn Hakon/ i astandi rjupunnar [resonant]
State River Widening/ Cottonhead [vertikal form]
Stephan Mathieu/ The Sad Mac [Heads]←予約してます。
Stephan Mathieu/ On Tape [Hapna]
systems officer/ s/t [ace fu]
曽我部恵一/ Strawberry [ROSE RECORDS]
スピッツ/ 色色衣
スーパーカー/ answer [ki/oon]
suika/ harvest for the stripes [fly n' spin records]
//T
takashi wada/ meguro [onitor]
tara jane oneil/ you sound, reglect [quarterstick]
taylor deupree & christopher willts/ mujo [plop]
tba/ tba [max. ernst]
Thrills/ let's bottle bohemia [virgin records]
tiki obmar/ seasons [merck]
tracer amc/ flux and form [we love /errol]
テニスコーツ / ぼくたちみんなだね←購入予定試聴済です。
tortoise/ it's all around you [thrill/ heads]
//U
ulrich schnauss/ for away trains passing by [city centre offices]*
ultra violet makes me sick/ ...no freeway, no plan. no trees, no ghosts [camera obsculra]
unbunny/ snow tires [a hidden agenda]
//V
vauxhall 44 /sub-i [inflatabl]
verbose /observe [neo ouija]
vessel/ a:fold b:crowd controle tkerna [expanding]
VASALLO CRaB75/ breath [Rainbow Entertainment]
//W
wilco/ a ghost is born [nonesuch]
will oldham/ seafarers music [drag city]
windsor for the derby [we fight till death [secretly canadian]
World Standard/ 雪花石膏 [Daisyworld]
//X
Xela/ tangled [city centre ofices]
//Y
yunx/ so what type music do you make [self]

//Z

ZAZEN BOYS/ ZAZEN BOYSU
Zegunder/ Distant Birds? Thought They Were Leaves... [Neo Ouija]
zero 7/ when it falls [Elektra/Asylum]
//V.A.

anticon label sampler 1999-2004 [anticon]
Asana Ini Apa? [Thanks Giving]
a certain aquarium [360°records]
DIMENSION 5 sampler [King Record]
Everything Is Green [Toytronic]
evsc 1:01 [expanding]
for jonathan [tvgm]
Fork Ends [audio dregs]
galaxie 500
noise factory sampler vol.2 [noise factory]
shanti project collection 3 [badman]
track for horses [melodic]
trr50 thank you [temporary residence]


 

 

 

 

 

 

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